どうも、裏稼ぎ図鑑 館長のポマ(@awaking_person)でございますぞグフフ…
ある日ふと耳に入った、謎ワード。
「初生雛鑑別師(しょせいひなかんべつし)」

……ハッ!?誰それ!?なんなん!???
名前だけ聞くと、何かの武道の段位か、RPGに出てくる神殿職員みたいだが、、、???
↑ワイの脳内で召喚されたビジュアルはこれ。
謎の戦闘民族。安室ちゃん。昔はカラテカだったらしいぞ。押忍!
とまぁ実態はいたってリアル。
彼らは、孵化したてのヒヨコを、オスメス瞬時に見分けるスペシャリスト。
人類の1日が、ヒヨコ判定で終わる。それがこのお仕事。グフフ…
なんでそんな職業があるの?って話
説明しようッ!!
卵用ニワトリ業界では、メスは卵を産むけど、オスは基本的に不要なのでアル!
つまり、孵化したヒヨコが「使えるか否か」を瞬時に判定する必要があるわけデスネ…
ここで登場するのが、初生雛鑑別師。
彼らは1羽2秒、1日で約8,000羽ものヒヨコを手でつかみ、性別を判断するという超人技を持つ。ダァァァァァ!!
出典:ドラゴンボール
冗談抜きで、眼と指先が命。パッと見て、スッと見極める。ウホホホ…
機械じゃダメなの?って思うじゃん?
実は、性別判定ってめちゃくちゃ難しい。
大人のニワトリなら見た目でわかるけど、生まれたてのヒヨコは見た目ほぼ同じ。
引用:ザ・たっちアメブロ
まじでザ・たっち状態すぎるぅぅぅぅ!!!
性差は、肛門の奥のヒダの形とか、羽根の微妙な長さに出る。
それを人間が「一目」で見分けてる。怖い。もはや第六感。
近年はAIによる鑑別も研究されてるけど、精度やスピードでまだ人間に敵わないらしいぞ!グフフ…
ぶっちゃけ稼げるの?
稼げます。しかも結構。
年収はスタートで400〜600万ほど。
経験を積むと1,000万円以上も。
特に海外派遣鑑別師は高給。東南アジアや中東では日本人鑑別師がブランドになってるらしいぞぉぉぉ!!ダァァァァ!!!
海外だと1日で数万円の報酬が出るケースもあるとか。しかも旅費・滞在費は基本持ち。
ただし、長期の現地滞在や過酷な環境も多く、タフさは必須なのねん。
どうやってなるの?資格あるの?
そうそうこの職業、いきなりなれるわけじゃない。ピヨヨ!
日本初生雛鑑別協会という団体が、専用の研修所を運営してる。
引用:公益社団法人中央畜産会
そこに入所して、1年間の研修を受けてから「技能認定試験」に合格すると、晴れて鑑別師にッ!!わ~い!!
研修は東京と兵庫に拠点あり。もちろん無給(むしろ寮費など自費)で、超スパルタッ!ブヒヒ
途中脱落者も多く、合格率は2〜3割と狭き門なのだッッ!!!
でも、ここを乗り越えた人だけが、ヒヨコ2秒斬りの魔眼を授かるのだ…!!!!( ゚д゚ )クワッ!!
どんな人が向いてる?リアルな現場の声
「単純作業が好き」
「無心になれる」
「手先が器用」
「同じことを黙々と続けるのが得意」
こういった者たちこそ、このジョブに向いている……ッ!
逆に、好奇心旺盛で動きたいタイプはすぐ詰む。ワシはムリじゃ。
現場では、数千羽のヒヨコがピヨピヨいう中、朝から晩までひたすらおしりを見続ける。
気が遠くなるけど、
それを「無」の境地でこなすのが鑑別師。
「やっぱり根性は大事かな。やる時はやる、無駄なことはしないっていうのが大切な気はしていましたね。がむしゃらになれたのは良い記憶です」 ー 最短で試験に合格した根性と集中力の塊美人。高橋さん写真右。(一応)
引用:WASEgg
裏稼ぎとしての可能性と注意点
この仕事、国家資格でもなく、知名度も低いのだッッ!!フヒヒ
でも、その分ライバルがほぼおらず、需要はある!
養成所出身者の大半が就職できて、さらに海外派遣という道も開ける。ひゃっほーい!!
フリーランス的に働く人もおり、実は裏グローバル人材という顔もあるのねん。
だがッしかーしッ!!
眼と指先の酷使、精神的単調さ、動物愛護とのジレンマなど、覚悟を忘れてはならぬッ!!
「楽して稼ぐ」ではなく、「人知れず高技能で稼ぐ」タイプの職業ダァァァァ!!!!
まとめ:ヒヨコの数だけ、職人がいる
初生雛鑑別師という職業は、技術・覚悟・孤独の塊。
でも、そこにあるのは誰かがやらなきゃ回らない現場の現実。
そのリアルを知ったとき、ヒヨコの後ろに立つ職人の影が見えてくる。
この世界、見えてないところにこそ、稼ぎのヒントが転がってる。

たまごの裏にいる神業職人。ひよこのケツで稼ぐ覚悟…あるか?ダァァァァ!!!