投稿を続けているのに、いいねはゼロ。見ているのは自分だけ。
フォロワーが0のまま動かないと、「才能がないのかも」と思ってしまいますよね。
先に結論:フォロワー0から100人が増えにくいのは、この段階では、投稿が知らない人にほとんど届かないからです。最初の100人は、待つのではなく、自分から関わって1人ずつ積むのが基本です(「100人」は筆者が置いた目安で、数字そのものに公式の根拠はありません)。やることは3つ。
①種まき(誰に何を発信するかを1つに絞る)
②反応設計(保存やコメントされる型を3つ作る)
③巻き込み(すでにいる人へ自分から関わる)。
この「3段ロケット」を順番に積みます。
✓ なぜ最初の100人は、待っていても増えにくいのか
✓ 最初の100人を集める「3段ロケット」の中身
✓ 各段で今日からできる「今日の一手」
✓ 心が折れる前に見直したい初動の勘違い
なぜ最初の100人は増えにくいのか
「いい投稿をすれば、誰かが見つけて広めてくれる」と思いがちですが、多くのSNSは、反応が集まった投稿を他の人にも見せる仕組みを持っています。この「誰に見せるかを決める仕組み」をアルゴリズムと呼びます(具体的な仕組みはSNSごとに違い、公開されていない部分も多いです)。
お店でいえば、反応のよい商品棚が目立つ場所に置かれるようなものです。
反応が少ない立ち上げ初期は、見てもらえない。見てもらえないから、反応が出ない。この悪循環の入り口で止まってしまう人が多くいます。
だから立ち上げ初期は、拡散を待つのではなく、自分から1人ずつ増やす発想に切り替えます。
最初の100人は「手売り」に近い
大きな看板を出して人が集まるのは、すでに名前が知られているお店です。開店したばかりのお店は、目の前の人に声をかけるところから始めますよね。
発信も同じです。フォロワーが少ないうちは、待っていても人は来にくいので、自分から関わって、1人ずつ関係を作ります。
「自分から関わるなんて、営業っぽくて気が引ける」と感じるかもしれません。でも、ここでいう関わりは売り込みではありません。同じテーマで発信している人の投稿に、心からのコメントを1つ残す。それだけです。
最初の100人を「数字」ではなく「顔の見える1人ずつ」と考えると、続けやすくなります。
発信が続かない理由を深く知りたい方は、なぜ副業は続かない?本当の理由と続ける3つの方法もどうぞ。
最初の100人 3段ロケットの全体像
最初の100人の集め方を、3つの段に分けて考えます。名づけて「最初の100人 3段ロケット」です。
✓ 1段目:種まき(誰に何を発信するかを1つに絞る)
✓ 2段目:反応設計(保存やコメントされる型を3つ作る)
✓ 3段目:巻き込み(すでにいる人へ自分から関わる)
いきなり「拡散される投稿」を狙う人が多いのですが、誰に何を言うかが決まっていないと、何を投稿しても刺さりません。まず1段目から始めます。
1段目:種まき(誰に何を発信するかを1つに絞る)
節約も、副業も、投資も、健康も、と全部を発信すると、「結局、何の人?」と思われて覚えてもらえません。
そこで、相手を「半年前の自分」という1人に絞ります。同じ悩みを持つ人に、まっすぐ届きやすくなります。
✓ 相手は「半年前・1年前の自分」に設定する
✓ テーマは1つに絞る(欲張らない)
✓ プロフィールに「誰の何を解決するか」を1行で書く
「半年前の自分が知りたかったこと」を書けばいいので、ネタ切れもしにくくなります。
投稿を見て気になった人は、プロフィールを見にきます。そこに「誰の何を解決する人か」が1行で書いてあると、フォローしてもらいやすくなります。
2段目:反応設計(保存・コメントされる型を3つ作る)
ここでいう反応とは、「いいね」より、保存とコメントのことです。保存は「あとで見返したい」、コメントは「答えたい」と思われた印なので、役に立った投稿の目安になります。
毎回「どう書こう」と悩むと続かないので、型を3つ用意します。
| 型 | 中身 | 保存・反応されやすい理由 |
|---|---|---|
| 失敗談 | 自分がやらかしたミスと学び | 同じ失敗を避けたくて残す |
| 手順まとめ | やり方を番号で並べたもの | あとで見返したくて残す |
| 本音・問いかけ | 読んだ人が答えたくなる一言 | コメントしたくなる |
失敗談は、初心者でも書きやすい型です。成功談は実績がないと書きにくいですが、つまずいた経験なら誰にでも書けます。正直な失敗談は、読む人に「この人は信頼できそう」と感じてもらいやすい面もあります。
3段目:巻き込み(すでにいる人へ自分から関わる)
自分と同じテーマで発信している人を見つけて、心からのコメントを残します。お世辞ではなく、本当に「いいな」と思った点を、具体的に一言。
すると、その人やまわりの人が、あなたのプロフィールを見にくることがあります。1段目で整えたプロフィールが、ここで役に立ちます。
✓ 同じテーマの発信者を10人見つける
✓ 心から「いいな」と思った点に具体的なコメントを残す
✓ お礼や返信が来たら、ていねいに会話を続ける
これを毎日少しずつ続けると、顔見知りが増えていきます。顔見知りは、あなたの投稿に最初に反応してくれる味方になります。
種まきで相手を決め、反応設計で残る型を持ち、巻き込みで最初の味方を作る。3つはつながっています。
よくある質問(FAQ)
フォロワーが0でも、本当に増やせますか?
0からでも増やせます。
最初の100人は、待つのではなく、自分から関わって1人ずつ積むものです。相手を絞り、残る型を持ち、自分からコメントする。この3段ロケットを順番に回してみてください。
1日にどれくらい時間をかければいいですか?
まずは1日15〜30分を目安にしてみてください(目安であり、決まった基準はありません)。
投稿1つと、同じテーマの発信者へのコメント数件を、無理なく毎日続けることが大切です。
投稿しても反応がなく、心が折れそうです。
立ち上げ初期は、そもそも見る人が少ないので、反応が出ないのはよくあることです。あなたの投稿が悪いとは限りません。3段目の巻き込みで、自分から最初の味方を作るところから始めてみてください。
フォロワーは買ってもいいですか?
おすすめしません。
買ったフォロワーは投稿に反応してくれないため、数字だけ増えても意味がありません。また、サービスの利用規約に反する場合もあるので、各SNSの規約を確認してください。少なくても、本当に興味のある人を集めるほうが価値があります。
何を発信するか、どうしても1つに絞れません。
「半年前の自分」を相手にすると決めてみてください。過去の自分が悩んでいたことなら、書きやすいはずです。完璧に絞れなくても、まず1つ選んで発信し、反応を見ながら少しずつ調整していけば大丈夫です。
コメント周りは、営業っぽくて苦手です。
売り込まなければ、営業にはなりません。「この投稿のここがいいな」と感じた点を、正直に一言伝えるだけです。
100人を超えたら、やり方は変わりますか?
変わることがあります。
フォロワーが増えて投稿を見てくれる人が増えると、保存されやすい投稿が知らない人にも届きやすくなります。ただし、どの人数で変わるかはSNSや投稿内容によって違います。3段ロケットで作った相手の絞り込みと型は、その後も使えます。
どのSNSから始めるのがいいですか?
自分が毎日見ているSNSから始めるのがおすすめです。
どんな投稿が好まれるかを体感で分かっているからです。複数を同時に始めると続きにくいので、まず1つに絞ってみてください。
フォロワーが増えない人と、少しずつ増える人の差は、最初の100人を「待つもの」と思っているか、「自分から1人ずつ積むもの」と知っているか、というところにあります。
今日この記事を閉じたら、同じテーマの発信者を1人見つけて、心からのコメントを残してみてください。


